Q&A⑫ 《特注筆に応じて》③-看板筆


  この度は、当方にご用命をいただき有難うございました。

  見本の筆と書き味が同じになるように、見本筆となるべく同じ原料を使って作ってみました。
 (芯の色が黒⇒茶色と少し違っていますが同じような原料です)

  「佐川 3614」が見本筆と同じ寸法です。「佐川 3212」は少し小さく、「佐川 4016」は
 少し大きくしました。(3214などの番号は、軸の直径、毛の長さのサイズを表しています)

  看板に、どのような文字を、どのように書かれるか分かりませんが、これらの筆は使えるで
 しょうか? このままで良ければ幸いですが、筆の硬さ、柔らかさ、筆先の毛の量の具合、など、
 あと少しの改良点があれば、お知らせください。少改良であれば、同じ筆をいつでも作り続ける
 ことはできます。

  ただ、この筆は5種類の原料を混ぜて作っております。この5種類の原料の配合割合で改良
 ができれば良いですが、他の原料を使わなければならないような大改良であれば、製筆は取
 りあえず今回はできかねます。(手持ちの原料、更に検討するための時間・・・)

  筆のでき具合、サイズの可否、価格の折り合い、など色々有ろうかと思います。ご連絡をお待
 ちしています。(筆銘を今回取りあえず「佐川」としましたが、ご希望があれば違う筆銘でも
 結構です)
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